「人材戦略」は法人企業にとって重要です。きちんと機能することで経営目標の達成につながりますが、計画に問題やトラブルがあったために「なかなかうまく進まない」と頭を抱える法人企業も少なからずいます。
本記事では、テックビズのマーケティング部でWebマーケターとして働く鹿田優里江さんに「人材戦略」についてインタビュー。正社員・フリーランス両方の経験から培ったリアルな意見を、プロの目線で話してもらいました。 成功のヒントや大切なポイントなどを知るキッカケになるかもしれないので、最後まで目を通してみてください。
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テックビズのマーケティング部で働く鹿田さんは、WebマーケターとしてtoCマーケティングの業務をしています。現在は人材(フリーランス)に向けた施策を担当するプロですが、過去には他社で正社員として働いていた経験もあります(※鹿田さんは現在フリーランスとして活動)。
今回は「人材戦略」を成功させるためのポイントやその理由などを、フリーランス側と法人企業側 両方の目線を知る鹿田さんに教えてもらいました。
「人材戦略」を成功させるために、フリーランスがおすすめなワケ

ーー「人材戦略」に関する質問になります。現代では、人材戦略の組み立てや進行にあたって、悩みを持つ法人企業もいると思います。そんな状況を鹿田さんの目で見たとき、「フリーランスを活用することでスムーズな解決につながりそう」だと感じる部分はありますか?
鹿田さん:(スムーズな解決につながるという点で)一番に思うのがコスト面です。法人企業の方からは「フリーランスは報酬が高い」と思われがちですが、(社会保険などの)福利厚生はフリーランスに対して発生しないため、一人あたりのコストは正社員の方よりも安くすむことが多いです。
そうした点から正社員だけの体制のほうがかえってコストが大きくなる場合があるので、人材戦略にあたっては、フリーランスを活用することで「(全体のコスト感が)安くなるかもしれない」ということを頭の片隅に入れておいていただきたいです。
また、即戦力になるフリーランスには、“教育コストがほぼかからない”といったメリットもあります。法人企業にあらたな負担を強いることもほぼなく、“コストを抑えつつ正社員と同じように仕事をお願いできる”ので、人材戦略をスムーズに実行していきたいならフリーランスの活用はおすすめです。
ーーなるほど。かかるコストの大小によって人材戦略も変わってくると思うので、ベーシックでありながら重要なポイントだと思います。ふと気になったのですが、人材戦略を進める法人企業にとって、フリーランスは今後どんな存在になっていくと思いますか?現在フリーランスと共に働く鹿田さんが、彼らに対してどのような印象を持っているのかと合わせて教えていただきたいです。
鹿田さん:私は、フリーランスは「ウルトラマン」だと思っています。
というのも私が以前フリーランスの方を活用したときの経験になるのですが、しっかり数字を上げてくださったり、業務のフロー改善にもつながったりと、短期(3か月)の在籍期間の中でかなり助けていただいたことがありました。
契約期間が終わり、その方はいなくなってしまいましたが……。振り返る時いつも、(そのフリーランスの方は)ウルトラマンのような存在だったなと思っています。
フリーランスの中にはプロジェクトごとに参画される方もいますし、“(業務でピンチの時に)助けてくれる存在”のように考えると、分かりやすいのかなと。そういったかたちで、より法人企業に求められるような存在になっていくと思っています。
ーー「ウルトラマン」という表現は、とてもユニークで分かりやすいですね。法人企業にとって、時間制限有(短期契約)で助けてもらうこともできつつ、長く(長期契約)助けてもらうこともできる存在がフリーランスだと思うので。最後になりますが、人材戦略を成功させるためには何がとくに大切だと思いますか?正社員とフリーランス、両方で働いた経験を持つ鹿田さんならではのコメントをいただきたいです。
鹿田さん:“今までのやり方”というものは、どの法人企業にも存在するものだと思います。
ただ、そのやり方が「企業の成長や人材戦略の進みを遅くしていないか」という“疑いの目”は忘れないでいただきたいです。
即戦力フリーランスで仕事を求めている方はたくさんいます。もしかしたらその中に、いまピンチの法人企業やプロジェクトを助けてくれる「ウルトラマン」がいるかもしれません。
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・人材戦略にあたり、フリーランスを活用することでコスト面を調整できる可能性がある。
・人材戦略を進める際、従来のやり方に“疑いの目”を持つこと。
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「人材戦略」とはそもそも何?経済産業省が発表した資料もご紹介

「人材戦略」に取り組んでいない法人企業は、現代においていないといっても過言ではありません。
まずそもそも人材戦略とは、法人企業が経営目標を達成するために取り組む、人事を含めた人材面における戦略全般のことです。
人材戦略を構成するのは、採用・育成・配置・定着の4つの要素です。それに基づき、自社の経営戦略においてどのような人材が必要なのかや、その人材をどうやって確保・育成し、どう配置するのかなどといった戦略を考えることが重要です。
また、経営目標の達成に向けて取り組むものであることから、経営戦略と人材戦略はきちんとマッチしている必要があります。
経済産業省も人材戦略に対して意識を向けており、同省が令和6年(2024年)12月に発表した「人的資本経営の現状・課題とトップランナーたちの取組」では、人材戦略に関するトピックがあります。

※資料:経済産業省「人的資本経営の実現に向けた検討会報告書ー人材版伊藤レポート2.0」(2022年5月13日)より抜粋。
※引用元:令和6年12月「人的資本経営の現状・課題とトップランナーたちの取組」経済産業省
このトピックにおいて、人的資本経営のフレームワークとして3P・5Fモデルの記載があります。
3Pとは、「①経営戦略と人材戦略の連動」「②As is‐To be ギャップの定量把握」「③人材戦略の実行プロセスを通じた企業文化への定着」の3つの視点のことを指しており、それぞれの視点から俯瞰することが可能だと記しています。
5Fとは、「①動的な人材ポートフォリオ、個人・組織の活性化」「②知・経験のダイバーシティ&インクルージョン」「③リスキル・学び直し」「④従業員エンゲージメント」「⑤時間や場所にとらわれない働き方」といった、人材戦略における5つの共通要素を指しています。
また、図内の従業員や人事施策に関する記載に加え、トピックの結びには「企業においては、こうした共通の要素に加え、自社の経営戦略上重要な人材アジェンダについて、経営戦略とのつながりを意識しながら、具体的な戦略・アクション・KPI を考えることが有効である」とあります。このことから、人材戦略においては、正社員などの従業員のみならず、副業・兼業ワーカーやフリーランスなどの“人材”も選択肢として入りうるといえます。
「人材戦略」にマッチする即戦力フリーランスをすぐ見つける方法とは

こうした経済産業省が発表した資料を踏まえると、テックビズのマーケティング部で働く鹿田さんも話していたように、人材戦略においてフリーランスを活用するのは有効です。コスト面はもちろんのこと、即戦力をスピーディーに入れられるため、人材戦略を進める法人企業にとっては多くメリットがあります。
とはいえ、自社の人材戦略とマッチするフリーランスを見つけ出すのは、忙しい法人企業にとってなかなか手のかかることです。
そこでおすすめなのが、信頼できる支援パートナーと連携して、自社の状況や人材戦略とマッチするフリーランスを見つけ出してもらうという方法です。
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