「食欲の秋でも食べ物に注意」実は多い“秋の食中毒”。「多少の腹痛でも働ければいい」はもう古い?

「食欲の秋でも食べ物に注意」実は多い“秋の食中毒”。「腹痛でも働ければいい」はもう古い?

9月も下旬となり、過ごしやすい季節となりました。同時に「食欲の秋」といわれるように、旬の食べ物を楽しめる機会が多くなると思います。

しかし実はこの季節、1年でとくに食中毒が発生する時期でもあるそう。「多少の体調不良が起きても働く」といった方は、近年注目される「プレゼンティーイズム」となり、損失を知らぬ間に生んでいるかもしれません。本記事ではそれらを簡単にまとめていますので、食欲の秋の食べ物の注意点や、プレゼンティーイズムについてチェックしてみてください。

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2025年も9月の下旬を迎え、ようやく涼しい日が増えてきました。

10月以降はますます秋も深まり、旬の食べ物を楽しめる“食欲の秋”を楽しみにしている方もいるのではないでしょうか。

しかしそこで注意なのが、実は「秋は食中毒が多い」という事実です。今回は、関係する省庁のデータをもとに、注目トピックのご紹介をします。

食欲の秋だからこそ食べ物に注意しなければいけないワケ

食欲の秋だからこそ食べ物に注意しなければいけないワケ

厚生労働省の統計データをもとに農林水産省が作成したグラフを見ると、令和2年~6年(2020年~2024年)までの間で、病因物質別月別食中毒発生件数が最も高いのは10月というデータがあります

“食欲の秋”といわれるように、魚やきのこなど魅力的な旬の食べ物が秋には多いですが、グラフを見ると寄生虫や自然毒による食中毒の発生が多いことが分かります。

※出典:「食中毒は年間を通して発生しています」農林水産省

食中毒の発生源については、農林水産省の該当ページで「寄生虫:魚介類に寄生するアニサキスなど」「自然毒:きのこ、野草、ふぐなどに含まれる天然の毒」などと例が挙げられています。

そのため食品の鮮度に注意するのはもちろんのこと、十分に加熱がされている料理かどうかを確認したり、適切な処理がされていないものや野生のものを安易に口しないよう気をつけましょう。

ビジネスをされている方でも、たとえば休日やレクリエーションで山などに行く場合は要注意です。

「旬の食材だし、見慣れた野菜だから」「今の時期しか秋の味覚を楽しめないから」などと油断せず、一旦冷静になって“食べても大丈夫かどうか”を考えるようにしてください。

「食欲の秋」の食べ物による食中毒で、企業に多額の損失が出る可能性がある?

現代のビジネスでは少しの体調不良であっても、しっかりと予防や対処をすることが大切になってきています。その理由の一つに、数年前からビジネスにおいて「プレゼンティーイズム」が注目されていることがあります。

プレゼンティーイズムとは、“不調(腹痛や睡眠不足、花粉症などの季節性の症状などのほか、メンタル面での不調も含む)がある状態で出勤したために、本来の業務遂行能力や生産性が発揮できない状態”をさします。

驚くことに、プレゼンティーイズムによって、全米では年間約1500億ドルの損失が出ているといわれています(※引用:日本の人事部)。

また、厚生労働省や経済産業省、東京大学でもそれぞれ、プレゼンティーイズムを重要視した健康や経営に関するトピックを発表しています。

※出典:「データヘルス・健康経営を推進するためのコラボヘルスガイドライン」平成29年7月 厚生労働省保険局

こうした点を踏まえると「多少腹痛になったとしても出勤さえできれば…」のような考えでは、本来のパフォーマンスを発揮できず、業務に支障をきたす可能性が大いにあるといえます。

大事な商談前などはもちろんですが、日々のビジネスにおいては一つ一つのことが大切です。そのため食欲の秋の10月だからこそ、いっそう食中毒には気をつけて過ごしたいですね。

食欲の秋や食べ物に気をつけてもトラブルは発生する。いざという時の選択肢は?

食欲の秋や食べ物に気をつけてもトラブルは発生する。いざという時の選択肢は?

しかしどんなに気をつけていても、食中毒や感染症には、思いもよらぬタイミングでかかってしまうものです。

タイトなスケジュールの中で開発を進めている中、ノロウィルスの発生やインフルエンザの流行によって集団感染が起き、進行に大幅な停滞が発生してしまった……といったケースもありうるかもしれません。

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